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暮らしのレスキューサービスに関する悪質商法にご注意(国民生活センター 2021/10/7)
2021.10.15
水回り修理「950円~」のはずが…数十万円の高額請求に!
-水回り修理、解錠、害虫駆除などの緊急対応で事業者とトラブルにならないためには?-
トイレの修理、水漏れ・排管等の詰まりの修理、鍵の修理・交換、害虫・害獣等の駆除など、日常生活でのトラブルに事業者が対処する「暮らしのレスキューサービス」において、事業者から高額な作業料の請求を受けたという消費者トラブルが増加しています。
国民生活センターでは2018年12月に同様のトラブルに関する注意喚起を行いましたが、その後も相談件数は全国的に増加傾向が続いています。
相談事例をみると、インターネット上の広告がきっかけのトラブルが増加しています。「水回り修理950円~」など安い価格が表示されたインターネット上の広告を見て消費者は事業者を自宅に呼びますが、実際の料金は数十万円になるなど当初見ていた広告の金額とはかけ離れた請求になってしまったという相談が多くみられます。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20211007_2.html
[独立行政法人 国民生活センター 2021年10月7日:公表]
鍵の開錠で電話では「開錠8,000円」と聞いて依頼したのに15万円請求されたという報告もあります。下記の点に注意していただき、万一の時は「消費者ホットライン」にご相談ください。
■鍵屋さんを探すときの注意点
- 事前に信頼できる鍵屋の店舗の確認、連絡先を携帯電話等に登録しておく。
(全国統一のフリーダイヤルではなく、出来るだけ地元に店舗のある業者が安心です。) - あわてて依頼せず、出来るだけ複数の業者を比較し検討する。
- 依頼する際は作業内容(カギの代金・技術料・出張費・キャンセル料・割増料金の有無等)を事前に確認する。
- 事前にカギのメーカー、キーの形状、鍵穴の数、差し込む向きなどを確認して依頼をする。
- 特に低料金をうたい文句にしている業者には注意する。
■作業に来てもらったときの注意点
- 契約を急かされる、次々と高額な作業を提案される場合はキャンセルする。
- 料金・作業内容に納得できない場合は、その場で支払いをしない(振込・請求書払い)。
- 事業者とトラブルになった場合は最寄りの消費生活センター等に相談をしてください。
*消費者ホットライン 電話番号「188番」
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。