鍵のメンテナンスと耐用年数
鍵のメンテナンスしてますか?
日常カギを使用していて「カギが入りにくい」「動きが悪い」などの症状はありませんか?
これらはトラブルの初期症状です。放置しておくと、カギが入らない、抜けない、回らない等、
故障に繋がり、修理も高くなり、安全面も不安です。
まずはカギ穴のメンテナンスをしてみません?
地震や火災など「いざ!」と言う時に鍵が開かない!と言った事態にならないよう、日頃から定期的なメンテナンスをしましょう。
~ カギのメンテナンス ~
1.カギのお手入れ
カギに付着している埃などを古い歯ブラシ等で掃除します。
特にディンプルキーはくぼみに埃などがたまりやすいため定期的に掃除しましょう。
2.カギ穴のお手入れ
- 掃除機でカギ穴の中に溜まっている埃やゴミなどを吸い出します。
- カギ穴専用の潤滑剤をカギ穴に少量スプレーし、カギ穴にカギを数回抜き差しします。
※ スプレーの注し過ぎにご注意下さい!
※ 潤滑剤は油が含まれていないカギ穴専用の潤滑剤をご使用下さい。
カギ穴にカギを数回抜き差しします。
お手元にカギ穴専用の潤滑剤が無い場合、鉛筆の黒鉛でも代用出来ます。
カギの切込みやくぼみを鉛筆で強めになぞり、数回カギ穴に抜き差しします。
カギに着いた鉛筆の黒鉛を拭き取ります。
オススメ!
カギの110番・カギの救急車オリジナル
カギ穴専用潤滑剤
カギQトリオの潤滑剤mini
動画で「カギのお手入れ方法」をご紹介しています。
カギ穴に油や市販の合成潤滑油(CRC、シリコンスプレー)を注すと、一時的にスムーズに作動するようになりますが、油に埃がつきカギ穴内部で粘着し、すぐに作動不良となり故障の原因になります。
鍵・錠には寿命があります。
日本ロック工業会(JLMA)は、製品の経年劣化が原因で、財産、生命、身体への被害・損害が発生する可能性がある市場出荷後の製品による重大事故を未然に防止するため、一般ユーザーに注意喚起を促すことを目的とし、錠を適切に保守・点検することにより、安全上支障なく使用することができる標準的な期間として、錠の耐用年数を一般錠10年/電気錠7年と設定いたしました。
一般錠10年/電気錠7年※
(建物に使用される錠が対象です)
※錠の耐用年数とは、製品の基本性能を保守・点検により維持できる取り替えまでの目 安の期間として日本ロック工業会が設定するもので、製品の保証(無償修理)期間 とは異なります