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【引越】中古分譲マンションの鍵交換
中古マンションを購入されたお客様から「鍵交換は必要でしょうか？」と問合せをいただくことがあります。不動産屋さんやリノベーション業者、個人の売主様など売主・購入方法は様々ですがどんな場合でもカギの交換が必要です。
この記事では、鍵交換の必要性と交換時に注意すべきポイントについて解説します。
中古マンションを購入した際に鍵交換が必要な理由
売主さんから渡された鍵は、前の入居者だけではなく、リノベーションや現状回復の際、不動産会社やハウスクリーニング業者が出入りし、多くの人の手に渡っていることが考えられます。
どんな人が使っているかわからない、中には不正に持ち出して、こっそり合鍵を作っている悪い人もいるかもしれません。鍵交換をしていないと不法侵入・盗難のリスクを抱えることになってしまいます。鍵は必ず交換しましょう。
オートロックと玄関が同じ鍵の場合
セキュリティーの充実した分譲マンションでは、オートロックが採用されていることがあります。マンションの居住者だけがエントランスなどの共用部分にも入ることができるシステムです。
オートロックの物件で鍵を交換する場合、一つは交換前の鍵をオートロック解除用として引き続き使用、玄関用の鍵穴（シリンダー）を交換して計2本の鍵を所持することが必要です。2本持つことで手間は増えますが、費用が多少安く済む、交換に時間がかからない方法です。
もちろんオートロックに対応したカギに交換することも可能です。マスターシステムを組むことにより交換後も1本の鍵でオートロックも玄関の鍵も開けることができる様にすることもできます。ただし、玄関用の鍵穴（シリンダー）が特注となりますので納期がかかってしまいます（1か月前後が目安)。余裕を持ったスケジュールが必要になりますので注意が必要です。
管理組合の確認
忘れてはいけないのがマンション管理規約の確認や、管理組合へ交換の可否を事前に確認することです。通常、カギは室内にあたる内側が専有部分、外側は共用部分と定められています。共用部分である以上、勝手に鍵を交換すると規約違反にあたる可能性がありますので事前確認が必要です。
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